Archive for the ‘文学、短歌’ Category

今日の一首

拙歌を一首
法要のホテルの部屋のパノラマの窓に広がる瀬戸の内海

藤本楠庭

今日の一首

拙歌を一首
法要の誠の上の引き出物これのお寿司のその旨きこと

藤本楠庭

今日の一首

拙歌を一首
生かされて生きているとのお教えをまだまだ良くは分かっていない

藤本楠庭

今日の一首

拙歌を一首
自分では良かれと思い言うことも人の心を傷つけるらし

藤本楠庭

今日の一首

拙歌を一首
だんだんと回りの人の減ってゆく人生とは寂しきものか

藤本楠庭

今日の一首

拙歌を一首
秋祭り迎えて偲ぶ幼き日遊んでばかり怠けてばかり

藤本楠庭

今日の一首

拙歌を一首
一時間に二十ミリでも強き雨それ以上とはいかばかりかや

藤本楠庭

今日の一首

拙歌を一首
中庭のそばの流しに未だ暑き秋の日差しのさんさんと照る

藤本楠庭

今日の一首

拙歌を一首
朝晩のだいぶ涼しくなりし今日カラッと晴れたる秋日和かな

藤本楠庭

今日の一首

拙歌を一首
台風の丁度過ぎゆく頃あいに久しぶりなる夕立ちの降る

藤本楠庭